バイナリーオプションとは?
バイナリーオプションは、為替の値動きをもとに行われる金融取引です。
FXと同様に、為替の動きを予想して思った方に投資を行います。
FXはポジションを清算するタイミングを自分で判断する必要がありますが
バイナリーオプションは決済のタイミングが決まっており
相場の変化が急であっても緩やかであっても利益の額が変動しません。
バイナリーオプションの特徴
為替取引だけでなく、株式なども含め、最も難しい判断はポジションを決済するタイミングです。
どこで買うかよりもどこで売るかの判断に頭を悩ませるものです。
しかしバイナリーオプションは、指定された時刻の段階で通貨の価格が上がるか下がるかのみによって利益や損失が決まります。
払戻金はオッズの形式が採られており、狙いやすい時間帯(根拠に乏しいものですが)はオッズが低下する傾向があります。
メジャーな手法を紹介
手法としてはFXで用いられるものがそのまま使われる場合が多いですが
ボリンジャーバンドは代表的な手法と言えるでしょう。
ボリンジャーバンドは、急騰すれば下がる可能性が高くなる
急落すればその後上がる可能性が高くなるという逆張りの理論を用いたものです。
時系列ごとの平均値を繋いでいくことで移動平均線が作られます。
通貨の相場はこの移動平均線に近づいたり、逆に遠ざかったりして作られています。
移動平均線から離れているティック数で、+(あるいは-)何シグマと表現されます。
このシグマが大きくなるほど移動平均線に向かって値段が動いていく可能性が高くなるのです。
例えばプラスマイナス1シグマ以内で相場が推移する確率は全体の約68.3%、2シグマ以内では約95%にのぼります。
2シグマ動いた状態ではかなり急激に上昇(あるいは下落)しているでしょう。
もし移動平均線から2シグマのラインまで下落していれば、理論上95%の確率でその後上昇することになります。
ただ移動平均は時間の経過で変わってきますので、横ばいが続いた場合は移動平均が近づくことで2シグマ以内に収斂していきます。
そのため短期の売買を前提とした取引に向いた手法と言えます。
バイナリーオプションを行う上でかなり有効と言えるのではないでしょうか?
手法は他にもいくつかありますが、複数の手法を合わせて使用するのが賢い方法です。
FXと違い、決済のタイミングを考える必要がないことから、初心者でも利益を出しやすいものと言えるでしょう。